ボン・ボヤージュの「御油猫のしっぽ」



  ボン・ボヤージュの「御油猫のしっぽ」


御油の住宅街にある、
そのお店、「ボン・ボヤージュ」が開いていると、
それだけで嬉しくなる。

必ず買って帰るのが、
この「御油猫のしっぽ」だ。
なんとも、かわいらしい。


口にすると、それは不思議な食感だ。
甘くて、甘すぎず、
やわらかくて、やわらかすぎず、
絶妙なバランスの上に、成り立っているのだと思う。

ひとつだけでは物足りない。いつも、私はふたつだ。


聞き逃さなかった。
会計のときレジを打ってくれた女性は、確かに、
「ネコさん、ふたつ」と言った。


  ボン・ボヤージュの「御油猫のしっぽ」